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これからRDS始める人必見!(②RDSのインスタンス起動~DBインスタンス起動・接続確認~)

②RDSのインスタンス起動~DBインスタンス起動・接続確認~

「Oracle+AWS」の環境が短時間でセットアップできるAmazon RDS (以下RDS)サービスのスタートアップの手順について記載します。前回はRDS へのサインイン~DBサブネットグループ、セキュリティグループの設定について記載しました。今回はDBインスタンスを起動します。
Amazon RDSやマニュアルについては前回をご参照ください。

検証で構築する環境と実施する内容

検証で構築する環境を紹介します。AWS上にRDS(Oracle 11gR2)を一つ作成し、検証環境上のOracle Client 11gR2から接続します。
blog_06_01
 図1:検証環境の構成

・手順
AWSにアカウントが作成されているものとします。
① AWSマネジメントコンソールにサインアップ
② DBサブネットグループの作成
③ セキュリティグループの変更(アクセス許可するIPを設定)
④ DBインスタンスの起動 (今回は④から。)
⑤ DB接続確認(Oracle ClientからAmazon RDSに接続)

以下に設定例を記載します。

 

④ DBインスタンスの起動

(1) 「Launch DB instance」ボタン押下
AWSマネジメントコンソールにログインし、RDSダッシュボード左ペインで「instances」を押下します。「Launch DB instance」をクリックします。
blog_06_02
 図2:「Launch DB instance」ボタン押下

 

(2) Step1: Select Engine
「ORACLE」タブを選択し、今回は「oracle-se1」の「Select」ボタンを押下します。
blog_06_03
 図3:Step1: Select Engine

 

(3) Step2: Production?
「Do you plan to use this database for production purposes?」
で以下を選択し「Next」
「No, this instance is intended for use outside of production or under the RDS Free Usage Tier」

本画面では商用利用するか尋ねられています。「Yes~」を選択するとマルチ-AZ配置とプロビジョンドIOPSをデフォルトとして設定が入ってきます。(変更は可能です。) 今回は検証用であり、無料利用枠を使用するため「No~」を選択します。マルチ-AZ配置とプロビジョンドIOPSの詳細は下記を参照してください。
http://aws.amazon.com/jp/rds/multi-az/
http://aws.amazon.com/jp/ebs/details/

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 図4:Step2: Production?

 

(4) Step3: Specify DB Details
以下の画面にてDBインスタンスのパラメータを設定します。
パラメータは「図6:Specify DB Details」の表にて記載します。
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 図5:Specify DB Details

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 図6:Specify DB Details
 ※1: Amazon RDS での AWS 無料利用枠
 http://aws.amazon.com/jp/rds/free/

参考:Oracle DB インスタンスの起動
http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/GettingStartedGuide/LaunchDBInstance.Oracle.html

 

ライセンスモデルの考え方について簡単に記載します。
ライセンスモデルは以下の2種類から選択可能です。
・BYOL(bring-your-own-license)
・ライセンス込み

各ライセンスモデルで使用可能なエディションは以下の通りです。
blog_06_06_03
 図6_2:各ライセンスモデルで使用可能なエディション
参考:Amazon RDS よくある質問 > Oracle > ライセンスとサポート
http://aws.amazon.com/jp/rds/faqs/

・BYOL(bring-your-own-license)
ライセンス数の考え方は以下になります。
クラウド環境の「バーチャル・コア」を「物理コア」と同等に換算してカウントします。
RDSのインスタンスクラスのサイズに基づき「バーチャル・コア」数が決定します。
「バーチャル・コア」をOracle Databaseのエディション毎に、以下のように計算します。
blog_06_06_04_02
 図6_3:ライセンス数の考え方
例:db.m1.xlarge (Oracle Enterprise Edition)
  = 4 バーチャル・コア数 × 係数0.5 = 2 Processor ライセンス

参考:クラウド・コンピューティング環境におけるOracleソフトウェアのライセンス
http://www.oracle.com/jp/store/cloud-lic-170290-ja.pdf
参考:インスタンスクラスのサイズ毎のバーチャル・コア数
http://aws.amazon.com/jp/ec2/virtualcores/

・ライセンス込み
ライセンス込みについては、時間単価でライセンス料が含まれ課金されてきます。
SE-Oneのみとなりますが、例として米国東部(バージニア北部)の場合を比較してみます。
※単価は時期により変動します。
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 図6_4:ライセンス料の比較
差額をライセンス料と考えると、1日あたり100円以下、年間で2万円弱が発生します。
参考:Amazon RDS for Oracle Database 料金表
http://aws.amazon.com/jp/rds/pricing/oracle/

 

少し長くなりましたが、本題に戻ります。
(5) Step4: Configure Advanced Settings
以下の画面にてDBインスタンスのパラメータを設定します。
パラメータは「図8:Configure Advanced Settings」の表にて記載します。
blog_06_07
 図7:Configure Advanced Settings

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 図8:Configure Advanced Settings
 ※2: プルダウンから選択
 ※3: デフォルト値
 ※4:Auto Minor Version Upgrade をYesにした場合、新規のマイナーバージョンアップがリリースされた
   段階でMaintenance Window のメンテナンス時間帯で自動アップグレードが実施されます。

 ※5:メンテナンスウィンドウ
   DB インスタンスの修正(インスタンスクラスの変更やソフトウェアのパッチ適用)が発生する場合、
   30分のメンテナンス時間の開始時間を指定することができます。「No Preference」を選択するとRDSに
   より週に一回、ランダムな時間が選択されます。
参考: DB Instance Maintenance
http://docs.aws.amazon.com/AmazonRDS/latest/UserGuide/Concepts.DBMaintenance.html

参考:Oracle DB インスタンスの起動
http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/GettingStartedGuide/LaunchDBInstance.Oracle.html

 

(6) 「Launch DB Instance」を押下
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 図9:「Launch DB Instance」を押下

 

(7) インスタンス起動確認
以下が表示されることを確認し、「Close」を押下します。
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 図10:インスタンス起動確認

Statusが「creating」となっていることを確認します。(約10分前後かかります。)
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 図11:インスタンス起動確認

 

(8) インスタンス起動完了確認
Statusが「backing-up」となっていることを確認します。(約3分前後かかります。)
※ 「backing-up」が長い場合、一度左ペインの「Snapshots」などをクリックしてから、再度「Instances」に戻ると、Statusが反映される場合があります。
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 図12:インスタンス起動完了確認

Statusが「available」となっていることを確認します。
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 図13:インスタンス起動完了確認

設定した値が反映されていることを確認します。
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 図14:インスタンス起動確認

 

 

⑤ DB接続確認

Oracle Client が入っている端末からRDSへ接続確認をします。

(1) Endpointへのtnsping
以下に表示されているEndpointへOracle Client の端末からtnspingを打ち、疎通確認をします。
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 図15:Endpointの確認

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 図16:tnsping 疎通確認

 

(2) 簡易接続でDBインスタンスに接続
以下のコマンドを実行し、簡易接続を実施します。
sqlplus oracle/oracle123@orcl.<文字列>.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com:1521/ORCL
blog_06_17
 図17:簡易接続疎通確認

 

(3) DBインスタンス情報の確認
以下のコマンドを実行し、DBインスタンスの情報を確認します。
show user
select host_name,instance_name,status from v$instance;
exit
blog_06_18
 図18:DBインスタンス情報確認

 

(4) tnsnames.oraの編集
Oracle Clientのtnsnames.oraにエンドポイントを記述し、接続識別子でDB接続できるようにします。例として、以下のディレクトリにあるtnsnames.oraを編集します。
c:\app\administrator\product\11.2.0\client_1\network\admin\tnsnames.ora
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 図19:tnsnames.oraの編集

 

(5) DBインスタンスに接続確認
以下のコマンドを実行し、DBインスタンスに接続を実施します。
接続識別子を使用し正しく接続できることを確認します。
sqlplus oracle/oracle123@orcl
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 図20:DBインスタンス接続確認

以上で、DBインスタンスの起動と接続確認が完了しました。
RDSはDBインスタンスの停止という概念がありません。起動 or 削除 になります。
DBインスタンスの起動が不要な場合は、DBインスタンスを削除してください。
削除は 「Instance Actions」 > 「Delete」 から実施します。Deleteする前に「Create final Snapshot?」の項目を「Yes」にしてスナップショットを取得することで、次回起動時にスナップショットからリストア起動することが可能となります。

以上

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